1. 同軸コネクタ・ケーブル加工のトーコネ
  2. 用語集(五十音順)

用語集(五十音順)

コネクタ

同軸コネクタ、1個から最短即日出荷可能です。
製品の紹介・購入、在庫確認、各種資料請求など、製品についてなんでもお問い合わせください。

トーコネは、同軸コネクタの製造・販売、同軸ケーブルへのコネクタ取付(ケーブル加工)を行っております。お客様よりいただく、弊社製品と関連した用語をまとめておりますので、ご参考にしてください。

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アダプター

A

コネクタはオスまたはメス嵌合部を両端に有し、コネクタ同士の中継の役目をするものです。

コネクタの機能分類とコンタクトについては、こちらをご確認ください。
アダプターを変換コネクタと表現する事もあります。変換コネクタについては、こちらをご確認ください。

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圧着スリーブ:フェルール

A

同軸コネクタの構成部品の一つでコネクタ本体とケーブルを圧着して取り付ける際に使われる筒状の部品です。
コネクタ本体とケーブルの接合部を包む様に通し、その部分を工具で圧着して固定させます。


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移動体通信基地局

A

5スマートフォン等の端末間の通話・通信を、電話網(交換機)との間で中継する設備・施設等を指します。
郊外や地方にある鉄塔から、都市圏のビル等の屋上にアンテナを設置して広く展開されています。

移動体通信基地局向けの製品は、こちら

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1.0/2.3コネクタ

A

1.0/2.3コネクタは、小型軽量で映像・通信・計測等機器で広く普及しているコネクタです。インピーダンスも50Ω・75Ωそれぞれに対応しております。
嵌合方式もスクリュー・スナップオン・プッシュプル・スライドオンと用意されており、様々な使用用途に合わせた製品選択が可能なコネクタです。
1.0/2.3(DIN)という名称をカテゴリー名にしている会社が多いです。
弊社の通常品ラインナップにはございませんので、こちらよりカスタムオーダーをご相談ください。

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1.85mmコネクタ

A

1.85㎜コネクタはVコネクタとも呼ばれ、67GHzまでの高周波に対応した高性能小型コネクタの一つです。
2.4㎜コネクタとの互換性が有り、インピーダンスは50Ω、ネジカップリング方式で確実な結合が可能です。
弊社の通常品ラインナップにはございませんので、こちらよりカスタムオーダーをご相談ください。

 

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インサーションロス:I.L

A

挿入損失のことです。
用語集内の「さ」行にございますので、こちらをご確認ください。

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インピーダンス:特性インピーダンス

A

交流回路における電圧と電流の比を指します。
直流回路においてはこの比は抵抗を指し、ようは交流回路における抵抗(=電流の流れ難さ)を表した物とも言えます。

高周波同軸ケーブル・コネクタにおいてはその用途に合わせその比の最適化が求められ、50Ωと75Ωに分けられています。
インピーダンス特性を一致させることを「インピーダンス整合をとる」「インピーダンスマッチングしている」といった言い方をします。逆に、一致していない場合は、「インピーダンス不整合」と言い、高い周波数帯での使用は出来ません。

50Ωは主に無線機等の電力の伝送用、75Ωは主にテレビ受像機等の映像・音声信号伝送用となります。

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SMPコネクタ

A

SMPコネクタはインピーダンス50Ω系で、40GHzまでの高周波に対応した極小サイズのプッシュオン方式コネクタです。
そのサイズ感から各種計測機器等に導入が進んでおります。
弊社の通常品ラインナップ追加予定ですので、こちらよりお問い合わせください。

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SDI

A

SDI(Serial Digital Interface)は、主に業務用映像機器で使われている高速シリアル・インターフェース規格のこと。
SD-SDI、HD-SDI、3G-SDI、6G-SDI、12G-SDIとある。
同軸ケーブルBNC75Ωコネクタで機器同士を接続し、非圧縮のデジタル映像とデジタル音声を伝送することができる。

12G-SDI向けコネクタは、より高品質な製品が求めらられている。

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エンドランチ・エッジマウント

A

プリント基板用コネクタの実装法の一つ。コネクタ脚部等の間に基板エッジ部を挿入し、脚及び内部導体をはんだで基板上の取り付けます。
同義で使われることが多いですが、エッジマウントは、基板に切り込みを入れるタイプのコネクタのみを指すこともあります。

エンドランチ:エッジマウント

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外部導体:編組シールド

A

絶縁体の外側を囲む編組、網線。
伝送時にグランド・アースの役割を担い、外部への信号漏洩や外部からの電波の侵入を防ぐシールド効果がある。
詳細はこちら

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外部被覆:ジャケット

A

ビニル/保護被覆ともいわれるジャケット。同軸ケーブルの外側に存在する保護カバー。
詳細はこちら

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ガスケット

A

同軸コネクタの構成部品の一つで、一般的にはコネクタ内部で部品同士の隙間を塞ぐ役割を果たしています。
またコネクタ種類によっては嵌合時やケーブル結線時に相手コネクタやケーブルとの密着性を高め、防水性・気密性を発揮させる役割も果たします。

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カップリング方式:嵌合方式:結合方式

A

コネクタとコネクタを嵌合、結合する際の方式を指します。
コネクタの型(カテゴリ)に応じて、バイオネットロック方式・ネジカップリング方式・プッシュプル方式などがあります。

Q

嵌合(かんごう):結合

A

同軸コネクタのプラグ(オス)とジャック(メス)がぴったりと合うようにはめ合わせることです。
結合という時もあります。 

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規格:カテゴリ(型)

A

弊社コネクタの大半は、JIS規格を基に嵌合部の寸法を定めてます。
そのため、他社様の製品とでも同じカテゴリ(BNC・Nなど)であれば嵌合可能です。
ケーブル接続部は、JIS・MILそれぞれの規格で作られたケーブルに応じて、製品ごとに異なります。

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クランプ

A

同軸コネクタの構成部品の一つで、結線時に同軸ケーブルの外部導体をコネクタ本体と挟み込む形で取付する事で電気的・機械的に安定化させる役割を果たしています。

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クランプ方式:締付方式

A

コネクタ構成部品の「クランプ」で同軸ケーブルの外部導体をコネクタ本体と挟み込む形で結線する方式です。
最後に構成部品の「締付ナット」で同軸ケーブルと固定させることから「締付方式」とも称されます。

Q

繰り返し動作

A

コネクタ性能が保証されるその嵌合耐久性(回数)を示すものです。性能保証内容は製品毎に異なります。

Q

クリンプ方式:圧着方式

A

コネクタ構成部品の「圧着スリーブ」「中心コンタクト」を圧着工具で同軸ケーブルにかしめ固定する結線方式です。
「圧着方式」とも称されます。

Q

クリンプハイト

A

クリンプ(圧着)方式コネクタにおいて、圧着工具を用いて、中心コンタクトや圧着スリーブをかしめ固定したときの高さ寸法です。
結線時の管理数値になります。

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結合部接続強度

A

コネクタの嵌合(結合)時の、嵌合部分の軸方向における強度を示します。

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結線方式

A

コネクタとケーブルを結線する際の方式を指します。
代表的なものに、クランプ(締付)方式と、クリンプ(圧着)方式があります。

Q

ケーブルアセンブリ:ケーブル加工

A

同軸ケーブルに同軸コネクタを取り付けることで、高周波の電気信号を伝送することが可能となった製品です。
ケーブル加工品、ケーブルアッセンブリーなどとも呼ばれます。
ご依頼はこちら

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ケーブル接続強度

A

コネクタとケーブルを結線した時の、結線部分の軸方向における強度を示します。

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減衰

A

媒体を通過する信号の振幅の損失を指します。
同軸ケーブルにおいては、全長が長くなるほど減衰量が増え、同じく、使用周波数が高くなるほど減衰量が増える傾向にあります。
その場合は、減衰量の少ない高特性なケーブルに変更したり、太いケーブルを選定することで減衰を抑えたりといった工夫が必要になります。
減衰量を表す単位としては、dB:デシベルが用いられます。

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CoaXPress:CXP

A

CoaXPress(コアックスプレス)は、Adimec/EqcoLogicといった会社で考えられた、大量データの高速・長距離転送を実現するためのインターフェース規格です。
日本では、産業用画像機器分野の標準化団体である日本インダストリアルイメージング協会(Japan Industrial Imaging Association:以下 JIIA)により、
2010年12月にリリースされました。

CoaXPressで定められた規格をクリアし、JIIAから認証されることで、CoaXPress対応の同軸コネクタ付きケーブルと名乗ることが出来ます。
弊社製作の製品は、該当の認証を取得してませんので、CoaXPress対応品と名乗ることは出来ません。
ただケースによっては、相当品提案可能ですので、ご相談ください。

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交流:AC

A

電気には、交流(AC)と直流(DC)があります。
一定の周期でプラスとマイナスを繰り返し、電圧の大きさと向きが変化する電気を交流(Alternating Current)と言います。
高圧送電による電力損失が少なく、プラスとマイナスを気にしなくて良いというメリットがあります。

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固定減衰器:アッテネータ

A

こちらから当社製品の説明をご覧ください。
固定減衰器は、高周波電気信号を減衰させるための製品で、減衰量の単位にはデシベル (dB) を用いられます。
アッテネータ(Attenuator)、ATTなどとも呼ばれます。
コネクタ種類、電力(ワット数)、使用周波数帯と減衰量(dB)に応じて、製品選定して頂く必要があります。

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コンタクト:中心コンタクト:センターピン

A

同軸コネクタの中心部に存在する構成部品の一つです。全体が針(ピン)の様な形状で、先端は針状・すり割り状のものが有ります。
同軸ケーブルの内部導体と結線し、相手側コネクタと嵌合時に、電気信号が通過する部分です。

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サーフェスマウント:表面実装

A

プリント基板用コネクタの実装法の一つ。プリント基板表面にコネクタ本体を半田で取り付けます。

サーフェスマウント:表面実装

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シェル

A

同軸コネクタの構成部品の一つで、各部品や同軸ケーブルを格納する本体とも言える役割を果たしています。

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締付ナット

A

同軸コネクタの構成部品の一つでコネクタ本体とケーブルを締め付ける形で取り付ける際に使われます。

Q

ジャック:メス

A

同軸コネクタ嵌合部の形状の一種で、メス開口部を持ち、ケーブル結線するタイプのコネクタになります。
中心コンタクトの先端形状がすり割り状(メス)になっており、プラグ(オス)コネクタの嵌合時に、オスコンタクトが挿入されます。
※一部、メス開口部でオスコンタクトになった「リバースジャック」タイプも存在します。
詳細はこちら

Q

周波数

A

交流の周期が1秒間に何回繰り返すかということを周波数と言います。振動数とも言います。

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周波数帯

A

周波数帯(バンド)とは、電波の周波数の範囲です。
超長波・長波・中波・短波(HF)・超短波(VHF)・極超短波(UHF)・センチメートル波・ミリ波などに分けられ、周波数範囲毎に、主な用途も設定されています。
例えば、携帯電話などで言われる4G(第4世代移動通信システム)の帯域幅は、最大でも20MHz。
対して、5Gの帯域幅は3.7GHzおよび4.5GHzで最大100MHz幅、「ミリ波」の28GHzでは最大400MHz幅となります。
帯域幅が広いほどたくさんの信号を一度に送ることが出来るため、より大容量のデータを高速にやりとり出来ます。

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12G-SDI

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シールド線

A

電気信号を伝えるための導線の一種で、特性インピーダンスが特に指定されないものとして同軸ケーブルとは区別されています。

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スミスチャート

A

高周波回路のインピーダンスマッチングに使用される一種のグラフツール。
高周波回路では多くは特性インピーダンスを50Ω又は75Ωで設計しますのでその確認に使用されます。

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3G-SDI

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絶縁体:発砲ポリエチレン

A

同軸ケーブルの内部導体周りを囲む絶縁層。
一般的には、抵抗が非常に大きいものを電気を通さない、と言う意味で絶縁体と言います。
電気のコードは絶縁のためにまわりが、ビニールなどで覆われているケースが多いです。
詳細はこちら

Q

絶縁抵抗

A

同軸コネクタの嵌合時、内部導体(中心コンタクト)と外部導体(コネクタ本体)の間における、電流の流れにくさを示しています。
一般的に抵抗値が高いほど、絶縁性が高く、良いとされています。

Q

接触抵抗

A

同軸コネクタの嵌合時、内部導体(中心コンタクト)と外部導体(コネクタ本体)の間における、電流の流れやすさを示したものです。
一般的に抵抗値が低いほど良いとされています。

Q

接栓(せっせん)

A

同軸ケーブルに取り付ける側の同軸コネクタの事を指します(プラグ・ジャック問わず)。
機器・パネル等に取り付ける側のレセプタクルコネクタの事は「接栓座」と言います。

Q

接続ナット:接続スリーブ

A

カップリング方式がネジ嵌合のプラグコネクタに存在する構成部品の1つです。
ジャックコネクタ嵌合時この部品で締め付けを行ない、嵌合安定化を図ります。
BNCコネクタの様なバイオネットロック方式の場合「接続スリーブ」とも称します。

Q

セミフレキシブルケーブル:セミフレキ

A

形状記憶型の同軸ケーブルです。 ある程度の屈曲は可能で、遮蔽性高く、ロス(損失)の少ない同軸ケーブルになっています。
ケーブル加工のご依頼はこちら

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セミリジッドケーブル:セミリジ

A

無継目金属チューブを用い、セミフレキシブルよりさらに高い遮蔽性と、少ない損失を実現した同軸ケーブルです。
ケーブル加工のご依頼はこちら

Q

挿入損失

A

高周波信号において、入力した信号が伝送路を介して出力されるとき小さくなり、その度合いを示すものを挿入損失(インサーションロス)と言います。
出力信号の入力信号との比で定義され、単位としては主にdBが持ちいられます。
接続距離が短いコネクタの様な部品では、特性インピーダンスの安定化が挿入損失の低減に重要となります。

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耐電圧

A

同軸コネクタにおいて加えることの出来る電圧の限界値(絶縁破壊されない最大値)を示します

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ターミナル形状

A

プリント基板を始めとした相手側デバイスに取り付ける端子形状の事です。
使用用途に合わせ「丸棒」「半カット」「タブ」「スリット」「ソルダー」等の形状が有ります。
また「サブコンタクト」といった別添え部品として用意されているものも有ります。

Q

直流:DC

A

電気には、交流(AC)と直流(DC)があります。
乾電池に代表される、電圧の大きさと電流が流れる方向が一定方向の電気を直流(Direct Current)と言います。
電圧と電流が変化しないメリットがあります。

Q

定格電圧

A

同軸コネクタの性能の保証基準となる最大電圧値のことです。

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定格電流

A

同軸コネクタの性能の保証基準となる最大電流値のことです。

Q

抵抗:電気抵抗

A

抵抗とは電流の流れを妨げるものです。
電気回路を流れる、電流の流れを妨げる働きを電気抵抗といい、電気抵抗のことを抵抗と呼びます。
抵抗は、電流の流れを調整する目的で作られたものです。

Q

DINコネクタ

A

DINコネクタはドイツ工業品標準規格の総称です。日本では、複数PINを有した丸形コネクタのことを示すことが多いです。
同軸コネクタの業界では、7/16、4.3/10、1.0/2.3といった、ヨーロッパ製通信機器によく用いられる規格のことを示すことが多いです。
また、移動体通信基地局の業界では7/16コネクタのみのことを、DINコネクタと呼ぶケースが多いです。
当社では、そちらに合わせて「7/16 DIN」というカテゴリ分類をしております。

Q

dB:デシベル

A

電圧や電力・音圧などの物理量を、レベル表現を用いて表す時の単位。
同軸コネクタの特性仕様の一つ、「挿入損失」の値を表記する際に用いられます。

Q

電圧

A

電圧は電流(電気)を流すための圧力を言います。電圧の単位は、V(ボルト) です。

Q

電圧定在波比:V.S.W.R

A

電圧定在波比 (voltage standing wave ratio)、V.S.W.Rとも言います。
伝送線を通じて、電力源から負荷に対して無線周波数をどれだけ効率よく伝送するかを測定した数値です。1 が理想的なV.S.W.R値です。

電圧定在波比から、リターン損失と反射係数を計算することができます。
反射損失(リターンロス)は、電圧定在波比(V.S.W.R)を別の方法で表現したものであり、本質的な意味合いは同じです。

Q

電波

A

交流のエネルギーが、アンテナかそれ以外の物から空間に出て行き空間を伝わっているのが電波と言います。
無秩序な電波利用は通信を混乱させ、有限な電波資源を枯渇させてしまうため、電波法にて周波数帯ごとの主な用途が決まっています。

Q

電流

A

電流は回路を流れる電気の量を言います。電流の単位は、 A(アンペア) です。

Q

銅コルゲートケーブル

A

内部導体を高発泡ポリエチレンで絶縁し、外部導体はリング状波付銅管を使用した同軸ケーブル。
通常の編組と比べ、遮蔽性が高くシールド効果が抜群のため、携帯電話基地局、高度道路交通システム等のインフラで用いられることが多い。
ご依頼はこちら

Q

同軸ケーブル

A

同軸ケーブルは、電気通信に使われる被覆電線の一種です。
詳細はこちら

コネクタ付きの同軸ケーブルは、こちらをご覧ください。

Q

同軸コネクタ

A

同軸コネクタ(coaxial connector)とは同軸ケーブルと装置(電気器具)を接続するための部品です。
詳細はこちら

Q

トルク

A

力学上において、ある固定力を中心に働く回転軸周りの力のことです。
接続ナットや締付ナット等を締め付ける際の推奨値を「N・m」や「N・㎝」といった単位を用いて示します。
N:ニュートン

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内部導体:芯線

A

中心部に位置する銅線。電気信号を伝送する銅線。
詳細はこちら

Q

2.4mmコネクタ

A

2.4mmコネクタは2.92mmより更に高い50GHzまでの高周波に対応した高性能小型コネクタの一つです。
1.85mmコネクタとの互換性が有り、インピーダンスは50Ω、ネジカップリング方式で確実な結合が可能です。
弊社の通常品ラインナップにはございませんので、こちらよりカスタムオーダーをご相談ください。

 

Q

ニュートン

A

力学上における力・重量を示す単位です。
嵌合しているコネクタ同士の間に働く力(結合部接続強度)や、コネクタと結線されているケーブルとの間に働く力(ケーブル接続強度)を「N」や「㎏f」といった単位を用いて示します。

Q

ネジカップリング方式

A

SMA・Nコネクタ等で導入されている結合方式の事を言います。
コネクタのカップリング部分にネジ切りが入っており、確実な結合が可能となります。

Q

熱収縮チューブ

A

ケーブルアセンブリで同軸コネクタとケーブル結合部を密着させるプラスチックチューブです。
熱を加え、収縮・密着させることで結合部に耐久性を提供します。

Q

バイオネットロック方式

A

バヨネット、バイヨネットなどとも呼ばれます。BNCコネクタ等で導入されている結合方式の事を言います。
コネクタを嵌合する際に、ひねってロックを掛ける事で固定が行われるようになっています。

Q

PIM:パッシブインターモジュレーション

A

PIM(Passive Inter-Modulation)は、パッシブ相互変調と呼ばれます。
受動デバイスからの非線形応答です。

Q

反射損失

A

入力信号に対する反射波の比率をとってdB表示したもので、反射損失(リターンロス)と呼ばれます。
符号はマイナスで絶対値が大きいほど高性能(反射が小さい)であることを示します。性能向上には特性インピーダンスの安定化がカギとなります。

電圧定在波比(V.S.W.R)は、反射損失(リターンロス)を別の方法で表現したものであり、本質的な意味合いは同じです。

Q

半田

A

半田とは鉛とすずを主成分とした合金で、金属同士の接合やプリント基板に電子部品を固定する際になどに半田ごてで溶かして使用します。
その行為を半田付け、半田ペーストと言います。今現在は環境保全を目的に鉛を含まない「鉛フリー半田」が使われることが多いです。

同軸コネクタの中心コンタクトと、同軸ケーブルの内部導体(芯線)を付ける際には、半田か圧着をします。

Q

ヒートシンク

A

放熱・排熱を目的として機器に取り付けられる部品です。終端器(ターミネータ)や固定減衰器(アッテネータ)等で使われています。

Q

表面処理

A

同軸コネクタは、表面保護や仕上がり向上を目的に表面処理を施しています。
代表的な処理方法として、メッキ処理とパッシベイト処理があります。

Q

5G

A

5G(第5世代移動通信システム)とは、PREMIUM 4Gで提供してきた高速・大容量をさらに進化させ、それに加えて低遅延、多数接続の特徴を持った通信システムです。
移動体通信基地局向けの製品は、こちら

Q

プッシュオン方式:スナップオンカップリング方式

A

指などで押し入れて嵌合する結合方式です。
結合の手間は少なく作業性に優れていますが、結合部が振動に弱く、ネジカップリング方式より外れやすいという性質を持っています。

Q

ブッシング

A

同軸コネクタの構成部品の一つで、結線時にコネクタ内部に組み込み使用し電気的・機械的に安定化させる役割を果たしています。

Q

プラグ:オス

A

同軸コネクタ嵌合部の形状の一種で、オス開口部を持ち、ケーブル結線するタイプのコネクタになります。
中心コンタクトの先端形状が針状(オス)になっており、ジャック(メス)コネクタの嵌合時に、メスコンタクトに挿入されます。
※一部、オス開口部でメスコンタクトになった「リバースプラグ」タイプも存在します。
詳細はこちら

Q

フランジ

A

円筒形、またはコネクタからはみ出す様な部品形状の総称です。軸方向の継手としての役割を果たします。
コネクタではパネル部が付いた製品が、「4つ穴フランジ」といった呼び方をされることも有ります。
また、上述した継手としての役割を果たす製品として、「フランジコネクタ」と呼ばれる製品もございます。




Q

プリント基板:PCB

A

絶縁体でできたの上や内部に導体の配線が施され、電子部品をはんだ付けすることで、電子回路として動作するようになったもの。
プリント回路板(PCB = printed circuit board)とも呼ばれる。

弊社のSMAコネクタ、SMBコネクタ、MCXコネクタ、MMCXコネクタ、H・BNCコネクタなどプリント基板に搭載可能の製品をラインナップしております。

Q

Hz:ヘルツ

A

Hzヘルツは、周波数の単位です。
kHz(キロヘルツ)は1000Hz、MHz(メガヘルツ)は1000kHz、GHz(ギガヘルツ)は1000MHzと上がっていきます。

Q

保持力:コンタクト保持力

A

ジャックタイプのメスコンタクトの嵌合時において、接触が適切な位置に接続されている間に耐えなければならない最小の軸力です。

弊社仕様書では上記の「保持力」を指すが、コネクタ嵌合時で、コネクタ本体が耐えなければならない力を「保持力」として表現するメーカーもある。

Q

保持リング

A

同軸コネクタの構成部品の一つで、接続ナット(スリーブ)をコネクタ本体上で取付・保持させる役割を果たしています。

Q

保護等級IP

A

IEC(国際電気標準会議)規格等で定められた、機器の保護構造について防塵・防水性・テスト方法を分類・規定したものです。
IP□□と表示され、左側の□は防塵性「人体・固形物体に対する保護」を、右側の□は防水性「水の侵入に対する保護」の等級を示します。

同軸コネクタにおいては防水性の保護等級として、5~7が提示されることが多いです。
こちらから、各防水等級の説明をご覧ください。

防塵性は、同軸コネクタの製品仕様としては設けておらず、等級表示としては「×」と示すことが多いです。(例:IP×7)

Q

マイクロウェーブ:マイクロ波

A

電波の一種で、別称として高周波とも称されます。「マイクロ」は、電波の周波数による分類において300MHz~300GHzまでの短い波長域であることを意味しており、その伝送には一般的には同軸ケーブルが使われております。
マイクロ波は通信だけでなく、電波望遠鏡による天体観測、レーダーによる移動物体監視システム、カーナビのGPSによる測位システムなどにも応用されています。

同軸コネクタ業界では18GHzの周波数帯までカバーする製品が多いのですが、 近年はそれを超える製品が市場に展開されております。
高周波測定用ケーブルに関してはこちらをご覧ください。

Q

曲げ半径

A

同軸ケーブルのはある程度の屈曲性がありますが、ケーブルが信号を正常に送信できる最小半径が決まっています。
ケーブル毎に設定された曲げ半径より、ケーブルの半径が少なくなると、信号が正しく転送されません。
曲げ半径は、R(屈曲半径)で表現されることも多いです。

屈曲に強い同軸ケーブルとして、稼働用屈曲ケーブルがございます。
製品はこちら

Q

誘電率

A

誘電率とは物質の分極のし易さ(電気を蓄えられる大きさ)を示すものです。
同軸コネクタやケーブルで言えば使用している絶縁体に関わる項目で、その絶縁体は電気の蓄積を防ぐ物の為に誘電率は低い方が良いとされます。
良好な(低い)誘電率コネクタ・ケーブルはその他電気的な製品性能にも大きく関わってくる為、
使用する絶縁体材料の選定や加工形状は非常に重要となります。

Q

リターンロス:R.L

A

反射損失のことです。
用語集内の「は」行にございますので、こちらをご確認ください。

Q

REACH規則:リーチ

A

欧州連合(EU)における化学品に関する規則です。
Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals(化学物質の登録、評価、認可、及び制限)の頭文字をとったものになります。

弊社では、REACH規則の高懸念物質(SVHC)リスト・制限対象物質リストに対し、使用有無・含有量などを、ご提出することが可能です。

Q

リバースコネクタ

A

プラグでメスコンタクト、ジャックでオスコンタクトが採用され、通常の同軸コネクタとは逆になっています。
無線LAN機器の外付けアンテナ用として、SMAコネクタにて導入されています。法に基づく認定品以外の製品を嵌合防止する事を目的としております。

リバースコネクタはこちらをご覧ください。

Q

レセプタクル

A

同軸コネクタ嵌合部の形状の一種で、ケーブルではなく、パネルや機器に取り付けするタイプのコネクタ種類にて称されます。
プリント基板に取り付けるタイプは、「プリント基板用レセプタクル」と分類しております。
嵌合部がジャック(メス)の製品がほとんどですが、プラグ(オス)の製品もございます。

Q

ろう付け

A

部品同士等を接合する方法である溶着の一種で、母材よりも融点の低い合金を溶かして接着剤として用いることで、母材自体を溶かさずに接合することが可能です。
コネクタにおいてはL曲がり形状の製品の製造工程で用いられることが多く、銀の合金(銀ろう)が多用されています。

Q

RoHS:ローズ

A

電気・電子部品に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令です。
「Restriction of Hazardous Substances(危険物質に関する制限)」の頭文字からきており、RoHS(ローズ)などと呼ばれます。

弊社コネクタ全て、RoHS証明書をHPから発行可能です。

Q

ローレット加工:アヤメ、ヒラメ

A

金属の加工方法の一つで、金属表面に、細かい凹凸の加工を施す方法を指します。

綾目(アヤメ)と平目(ヒラメ)が多く用いられます。
「綾目(アヤメ)」= クロス模様(クロスローレットとも呼ばれる)
「平目(ヒラメ)」= 直線模様(タテメ、ストレートローレットとも呼ばれる)

ローレット

Q

ワッシャー

A

同軸コネクタの構成部品の一つで、部品同士の間に入れてなじみを良くしたりする為に用いられる薄い金属板状の部品です。
半円型や波型といった形状の物も存在します。