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目次
- Nカタログ
・在庫品リスト - Nコネクタとは
- 製品一覧
- Nコネクタ付きケーブル
在庫品 - Nコネクタの
適用ケーブル
セミフレキケーブル
セミリジッドケーブル
高周波測定用ケーブル- Nコネクタの
特長 - 六角ナットへの変更
- Nコネクタの
主な用途 - Nコネクタの
規格/寸法 - Nコネクタに
関する
よくある質問
N50Ωカタログ・在庫品リスト
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最新情報は、HPにアップしておりますので、製品ページ等よりご確認ください。
N50Ωコネクタの通常在庫品リストも、Excel形式でダウンロード可能としております。
Nコネクタとは
N(TYPE-NAVY)コネクタは、周波数特性が良く(DC~12GHz)、幅広い無線通信機器にて、主にUHF帯で用いられています。インピーダンス50Ω、比較的大型なボディに、ネジカップリング方式で確実な結合が可能です。75ΩのN型もございますが、カテゴリーが別となり、50ΩのNコネクタと嵌合も出来ません。
豆知識:Nの由来
- 一般的にTYPE-NAVYと呼ばれることが多いですが、実際は1940年代に米ベル研究所のポール・ニール(英語版)によって発明され、ニールのイニシャルから取れらたものです。 Mコネクタ、との聞き違い防止に、ナンシー(Nancy)コネクタと呼ぶこともあります。
豆知識:UHF帯
- UHF(Ultra High Frequency):極超短波は、300MHz~3GHZの電波のことを言います。UHF帯の中でも各製品に割り当てられた帯域があり、業界や製品によって、違う電波を指すことがあるので注意が必要です。例えば、テレビでUHF帯というと470~770MHz、RF-IDでUHF帯というと860~960MHzといった形になります。(総務省)
製品一覧
Nコネクタ付き同軸ケーブル 在庫品
両端Nプラグ付き 5D-2V同軸ケーブル
両端Nプラグ付き 5D-2W同軸ケーブル
両端Nプラグ付き 5D-FB同軸ケーブル
両端Nプラグ付き 5D-SFA同軸ケーブル
Nコネクタ適用ケーブル
JIS規格
MIL規格
コルゲートケーブル
セミフレキシブル
セミリジッド
豆知識:ケーブルについて
- JIS規格
- 日本産業規格のケーブル。頭の数字が上がると太くなり、「D:50Ω」「C:75Ω」とインピーダンスを表す。
- MIL規格
- 米軍調達物資規格のケーブル。「RG」から始まり、ミルスペックとも呼ばれる。
- 細線
- UFLに代表される超小型コネクタと取付する極細の同軸ケーブル。
- セミフレキシブル
- 形状記憶型。ある程度の屈曲は可能だが、遮蔽性高く、ロス(減衰)の少ない同軸ケーブル。
- セミリジッド
- 無継目金属チューブを用い、セミフレキシブルよりさらに高い遮蔽性と、少ない減衰を実現した同軸ケーブル。
セミフレキケーブル 受注生産
周波数帯18~40GHzまでに対応した、セミフレキケーブルです。形状記憶型で、ある程度の屈曲は可能ですが、遮蔽性高く、ロス(減衰)の少ない同軸ケーブルになります。3種類の太さと被覆有無によって、ケーブル選定頂きます。SMA,Nをはじめ、2.92mm(K),SMPといった高周波向け小型コネクタへの取付が可能です。適合可能なコネクタはケーブル毎に異なりますので、詳細は、一覧表のリンク先ページよりご確認ください。
セミリジッドケーブル 受注生産
周波数帯18~50GHzまでに対応した、セミリジッドケーブルです。無継目金属チューブを用い、セミフレキケーブルよりさらに高い遮蔽性と、少ない減衰を実現した同軸ケーブルです。5種類の太さからケーブル選定頂き、曲げ加工の指定も可能です。SMA,Nをはじめ、2.92mm(K),2.4mm,1.8mm(V)といった高周波向け小型コネクタへの取付が可能です。適合可能なコネクタはケーブル毎に異なりますので、詳細は、一覧表のリンク先ページよりご確認ください。
高周波測定用ケーブル
周波数帯18~60GHzまでに対応した、高周波測定用のフレキシブルケーブルです。SMA,Nをはじめ、3.5mm,2.92mm(K),2.4mm,1.85mm(V)といった高周波向け小型コネクタへの取付が可能です。通常18GHzまで対応出来る両端SMAケーブルにおいて、卓越したケーブル加工技術により、26.5GHzまで対応可能なオプションもございます。
適合可能なコネクタはケーブル毎に異なりますので、詳細は、一覧表のリンク先ページよりご確認ください。
Nコネクタの特長
大型
同軸コネクタの中では比較的大型です。コネクタサイズが大きいため、太物の同軸ケーブルへの結線が可能です。耐候性にも優れている為、移動体基地局などの屋外に使用されることも多いです。
豆知識:同軸ケーブルの太さ
- 同軸ケーブルは太ければ太いほど取り回しは悪くなりますが、ノイズ・ロスの少ない特性の良いケーブルになります。通常、長くなればなるほど特性が悪くなりますので、太いケーブルを選定頂く傾向にあります。
高周波
DC~12GHzの高周波数帯域まで使用出来る製品を取り揃えております。
インピーダンス
Nコネクタは、50Ωと75Ωに分かれてます。50Ωタイプと75Ωタイプのコネクタは結合できないため、注意が必要です。
六角ナットへの変更
トーコネ製Nコネクタの多くは、アヤメローレット※の丸型タイプをした接続ナットを使用しております。
全製品ではありませんが、受注生産にて六角ナットへと変更することが可能です。ご希望の方は、お問い合わせください。
Nコネクタの主な用途
移動体通信基地局、防災無線、警察無線、トンネル無線、放送中継機
Nコネクタの規格/寸法
※数値は代表値です。詳しくはお問い合わせください。
相当規格(Compatible Standards) | MIL-C-39012、JIS C 5411 |
特性インピーダンス(Impedance) | 50Ω |
結合方式(Conneciton) | ネジ(Threaded Coupling)5/8-24UNEF-2A,2B |
定格電圧(Voltage Rating) | AC 500V |
耐電圧(Maximum Voltage) |
|
絶縁抵抗(Insulation Resistance) | 1,000MΩ min. at DC 500V |
接触抵抗(Contact Resistance) | 3mΩ max. at DC 1A |
使用周波数範囲(Frequency Range) | 0 ~ 10,000MHz |
電圧定在波比(V.S.W.R) | 1.2 max. at 0 ~ 4,000MHz |
材質 | 真鍮(黄銅) |
表面処理 | ニッケルメッキ、三元メッキ、銀メッキ |
結線方式 | 半田、圧着、締め付け |
Nコネクタに関するよくある質問
Q
50Ωタイプと75Ωタイプは、結合は出来ますか?
A
結合できません。75Ωケーブルに結線できる50ΩタイプのNコネクタはありますが、75ΩタイプのNコネクタとの結合は出来ません。
Q
ケーブル加工品として、より安価にする方法はありますか?
A
コネクタとケーブルの結線方式が、圧着タイプの製品がございます。結線時に圧着工具が必要になりますが、締付タイプより軽量で安価になります。弊社へケーブル加工からご依頼頂ければ、圧着工具を購入する必要もありません。
Q
コネクタとケーブルが、より強く繋がる結線方式の製品はありますか?
A
上述した圧着タイプより少し高価にはなりますが、締付タイプの方がより強く繋がる結線方式です。また、締付タイプの中でも、トリプルチャック方式を採用している「Z」シリーズは、締付ナットがケーブル外皮に食い込むタイプとなっており、より外れずづらい結線方式となります。 そして、コネクタとケーブル外部導体とを半田付けする「X」シリーズは、加工の手間は掛かりますが、さらに外れづらい結線方式で、人気となっております。
Q
測定時、ネジで結合するが面倒です。簡単に、コネクタを抜き差し出来る製品はないですか?
A
ネジで結合せずに、プッシュ・プルで抜き差しが出来るクイックアダプターは、測定現場の効率化に重宝頂いております。NとSMAで展開しております。抜き差しする際に、斜めにならないよう、まっすぐ抜き差しするのがポイントです。
Q
フレア工具ってなんですか?
A
フレア工具は、ケーブルシース(外皮)をラッパ上に広げる、フレア加工を行うための工具です。通常の同軸ケーブルでは不要な工具です。
EMケーブルと呼ばれる、シース外皮にノンハロゲン難燃PEを使用していて固いケーブルでは、フレア工具で広げてあげないと、コネクタ取付が困難です。
Q
防水コネクタはありますか?
A
N防水コネクタ、ございます。製品により防水仕様が異なりますので、詳細はこちらをご確認ください。
①コネクタ嵌合部の防水
②ケーブル取付部のチューブ防水
③ケーブル取付部のOリング防水
④パネル取付でのOリング防水
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