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目次
- M型コネクタとは?特長・用途・選び方を解説
- M型コネクタのインピーダンス
- M型コネクタの製品一覧
- M型コネクタの適用ケーブル(対応ケーブル一覧)
- M型コネクタの特長(形状・価格)
- M型コネクタの主な用途(通信機器・無線・計測機器)
- M型コネクタの規格(仕様一覧)
- M型コネクタによくある質問(FAQ)
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M型コネクタとは?特長・用途・選び方を解説
M型コネクタは、ネジ式の同軸コネクタであり、耐久性・接続の安定性に優れています。
無線通信機器(業務用無線、アマチュア無線)や測定機器で使用され、インピーダンス不整合であることが特長です。
適用ケーブルのサイズに応じて、選んで頂く必要があります。
>個人のお客様は、ECサイト経由でのご購入を検討ください。
M型コネクタのインピーダンス
M型コネクタは、他の同軸コネクタと異なり、50Ωや75Ωといった特定のインピーダンス整合を持たない「不整合コネクタ」 です。
そのため、厳密なインピーダンス整合を求められる用途ではなく、比較的低周波(MHz帯)の通信や測定機器向けに適しています。
周波数としては、200MHzまでとなります。
他カテゴリーとの変換コネクタにおいても、M型コネクタと変換すると、インピーダンス不整合となります。
M型コネクタの製品一覧
M型コネクタの適用ケーブル(対応ケーブル一覧)
JIS規格
MIL規格
豆知識:ケーブルについて
- JIS規格
- 日本産業規格のケーブル。頭の数字が上がると太くなり、「D:50Ω」「C:75Ω」とインピーダンスを表す。
- MIL規格
- 米軍調達物資規格のケーブル。「RG」から始まり、ミルスペックとも呼ばれる。
M型コネクタの特長(形状・価格)
中心コンタクトとシェルが一体
Mコネクタのプラグ・ジャックは、中心コンタクトがなく、シェルと一体型です。
脱着半田タイプがある
Mコネクタのプラグ・ジャックは、シェルの取り外しが可能な、脱着半田タイプのXシリーズがあります。
安価
M型コネクタは安価で普及率が高いです。ECサイト等でも簡単に購入出来ます。
M型コネクタの主な用途(通信機器・無線・計測機器)
・無線通信機器(業務用無線、アマチュア無線、基地局機器)
・測定機器(オシロスコープ、周波数カウンタ、スペクトラムアナライザ)
・RFシステム(アンテナ接続、通信設備、研究開発用途)
アマチュア無線で使用されることが、最も多くなっている。
M型コネクタの規格(仕様一覧)
※数値は代表値です。詳しくはお問い合わせください。
相当規格(Compatible Standards) | JIS C 5419 |
特性インピーダンス(Impedance) | 不整合(Non-Matching) |
結合方式(Conneciton) | ネジ(Threaded Coupling) M16-P1 |
定格電圧(Voltage Rating) | AC 500V |
耐電圧(Maximum Voltage) |
|
絶縁抵抗(Insulation Resistance) | 1,00MΩ min. at DC 500V |
接触抵抗(Contact Resistance) | 3mΩ max. at DC 1A |
使用周波数範囲(Frequency Range) | 0 ~ 200MHz |
M型コネクタのよくある質問(FAQ)
Q
M型コネクタとは何ですか?
A
M型コネクタは、高耐久・高強度なネジ式の同軸コネクタで、通信機器や無線機、測定機器で広く使用されます。
Q
インピーダンス整合はとれていますか?
A
M型コネクタは、インピーダンスが不整合の規格です。そのため、高周波製品には使用できず、200MHzまでとなります。他カテゴリーとの変換コネクタにおいても、Mコネクタと変換すると、インピーダンス不整合となります。
Q
主にどういった場面で使われますか?
A
アマチュア無線など、周波数帯が低い製品で使われています。
Q
UHFコネクタとは違うのですか?
A
Mコネクタと似た形状で、UHFコネクタがあります。
MとUHFは、接続部のネジが異なっており、相互に接続はできません。
Q
M型コネクタとN型コネクタの違いは?
A
M型コネクタとN型コネクタの主な違いは以下の通りです。
M型コネクタ:インピーダンス不整合があるが安価で普及率が高い
N型コネクタ:50Ωのインピーダンス整合が取れ、高周波通信に適している
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