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「PIM:パッシブインターモジュレーション」について
PIM(Passive Intermodulation:受動相互変調)とは、同軸コネクタやケーブル、アンテナなどの受動部品に2つ以上の高出力高周波信号が入力された際、不要な混変調信号(相互変調波)が発生する現象です。
これらの不要信号は受信帯域に入り込むことがあり、通信品質の低下や受信感度の悪化を引き起こす原因となります。
PIMは5GやLTEなどの移動体通信基地局で特に重要視されており、高品質な通信を実現するための評価項目の一つとなっています。
RFおよび同軸システムにおけるPIM
RFおよび同軸システムでは、PIMは基地局のアンテナ、同軸コネクタ、同軸ケーブル、アダプタなどの受動部品で発生する可能性があります。接触不良や締め付け不足、異種金属の接触、腐食、汚れなどによって部品が非線形特性を持つと、不要な相互変調信号が発生しやすくなります。
そのため、基地局向けの同軸コネクタやケーブルでは、低PIM性能が重要な仕様の一つとなっています。適切な材料の選定や精密な加工、表面処理、推奨トルクでの締め付けなどにより、PIMの発生を抑え、安定した通信品質を維持します。
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よくある質問(FAQ)
Q
PIMとは何ですか?
A
PIM(Passive Intermodulation)とは、受動部品で発生する不要な相互変調信号のことです。複数の高周波信号が混ざることで新たな信号が発生し、通信品質へ悪影響を及ぼす場合があります。
Q
PIMは何が原因で発生しますか?
A
主な原因には、コネクタの緩み、接触面の汚れや腐食、異種金属の接触、不適切な締め付け、表面の傷などがあります。これらが受動部品に非線形特性を生じさせ、PIMの発生につながります。
Q
なぜ基地局では低PIM性能が重要なのですか?
A
基地局では送信信号の出力が高いため、PIMによって発生した不要信号が受信帯域へ入り込み、受信感度の低下や通信品質の悪化を招くことがあります。そのため、基地局用部品には低PIM性能が求められます。
Q
PIMを低減するにはどうすればよいですか?
A
低PIM対応のコネクタやケーブルを使用することに加え、コネクタを推奨トルクで締め付けること、接触面を清潔に保つこと、腐食や損傷した部品を交換することが効果的です。