この度、三菱マテリアル社の鉛フリー快削黄銅 GloBrass® ※ を採用した、「鉛フリーコネクタ」を開発いたしました。
※「GloBrass」は三菱マテリアル株式会社の日本における登録商標です。
当社は国連が提唱する『持続可能な開発目標(SDGs)』に賛同し、当社環境方針実現に向け、全社一丸となって積極的に取り組みます。
製品一覧
開発対象の手始めとして、特注品として以下製品の鉛フリーコネクタを開発しております。※通常ラインナップ品は、現行のままです。
他製品でも製造検討可能ですので、カスタムオーダーよりお問い合わせください。
他製品でも製造検討可能ですので、カスタムオーダーよりお問い合わせください。
BNCP-3
BNCJ-3
SMAP-1.5A
SMAJ-1.5A
NP-5D
N-R
製品開発背景
人体や環境に有害な鉛の環境規制は、欧州におけるRoHS指令、ELV指令など世界的に拡大・強化されつつあります。
また、国連持続可能な開発サミットにおいては2030年までの新たな「持続可能な開発目標(SDGs)」が定められるなど、企業の社会的責任も高まっております。このような社会的課題を解決すべく、トーコネでは鉛フリーコネクタへの開発に踏み切りました。
また、国連持続可能な開発サミットにおいては2030年までの新たな「持続可能な開発目標(SDGs)」が定められるなど、企業の社会的責任も高まっております。このような社会的課題を解決すべく、トーコネでは鉛フリーコネクタへの開発に踏み切りました。
RoHS指令について
当社コネクタは、全て現行RoHS指令に準拠した形で製造しております。会員登録でRoHS証明書をダウンロード頂けます。
例)
RoHS指令において、鉛の閾値は1,000ppmと定められています。
当社コネクタにて使用している銅合金には切削性を向上させる為に鉛が含有されますが、40,000ppmまでの含有は「適用除外」として認められています。
この「適用除外」の有効期限は定期的に見直しが行われており、期限の更新や失効について審議が行われます。
近年では、鉛フリーながら切削性の良い銅合金が流通し始めています。代替品の選択肢が増えてきていることから、将来的に適用除外が
失効される可能性があることを危惧し、鉛フリーコネクターの開発に取り組みました。